日本航空(JAL)は4月21日、JALグループ航空会社便のゴールデンウイーク(4月29日~5月7日)の予約状況を明らかにした。前年同期間の提供座席数、総予約数、予約率を比較すると、国内線はほぼ新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に戻っている。国際線は65%程度の戻り。
国内線は提供座席数が前年比2.2%減の119万3729席、総予約数が14.2%増の82万7152人、予約率が9.9ポイント増の69.3%だった。予約数は前年を上回っており、好調に推移している。
方面別では、全方面で前年を上回る。特に、東北・北陸方面、関西方面、九州方面が好調。日別のピークは、下りが5月2日と3日、上りが5月6日と7日となっている。
国際線は提供座席数が100.8%増の20万9712席、総予約数が137.2%増の14万6380人、予約率が10.7ポイント増の69.8%。日本を含めた各国の水際規制緩和など感染症危険度レベルの引き下げにより、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、総予約数は前年比約2.4倍と大きく伸長し、好調に推移している。
方面別では、全方面で前年の予約数、予約率を上回り、特に、東アジア線は前年の7倍以上、ハワイ・グアム線は前年の4倍以上の予約。日別のピークは、日本出発は4月29日、日本到着は5月6日となっている。